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SOFIX(ソフィックス)ってなに?田んぼや畑の土の良さがわかる「土のものさし」です。 SOFIXとは、土壌肥沃度指数と言い、Soil Fertile Indexを略した名称です。 土を分析することで、有機栽培に望ましい、土壌成分の量とバランスを数値化でき、農耕地土壌の良さを計ることができる診断技術です。 ※SOFIXは、あくまで指数であって、分析計測機材のことではありません。
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SOFIXでなにをしてくれるの?田んぼや畑の土の健康状態を診断します。 SOFIXによって、土の微生物量や成分を分析し、診断書を作成します。 診断書は、19項目の詳細分析結果が記載されており、ひと目で土のランクが分かるパターン判定もついています。
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MQIってなに?MQIは堆肥の健康状態がわかる「ものさし」です。 堆肥品質指標と呼ばれ、Manure Quality Indexの略称です。堆肥の品質を正確に評価できます。 ※MQIは、あくまで指数であって、分析計測機材のことではありません。
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OQIってなに?OQIは有機資材の健康状態がわかる「ものさし」です。 有機資材品質指標と呼ばれ、Organic material Quality Indexの略称です。有機資材の品質を正確に評価できます。 ※MQIは、あくまで指数であって、分析計測機材のことではありません。
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MQIとOQIでなにをしてくれるの?お使いの堆肥や有機資材の成分を調べます。土にどれだけ混ぜるか処方判断に利用します。 医者が、患者の身体に合った薬を過不足無く処方するように、我々AMOA株式会社が、土の健康を最大限に改善するために必要な施肥設計を行います。 そのためには、ご利用の堆肥や有機資材の成分を正確に把握する必要があるのです。
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ATPってなに?ATPは土壌中の有機物の存在がわかる「ものさし」です。 ATPは、Adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸)の略語です。 地球上の全ての生物のエネルギー源として存在する化学物質です。つまり、 「そこにATPが存在する」ということは、 「そこに生物、あるいは生物の痕跡が存在する」証拠となります。
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ORPってなに?ORPは土壌中の水分の健康状態がわかる「ものさし」です。 ORP(酸化還元電位)(Oxidation−Reduction Potential)の略称です。 水中の酸化還元状態を表す数値です。酸化状態ではプラス、還元状態ではマイナスの値になります。酸化が進むと、物が腐る、歳をとる、お肌が老化する、鉄がさびるなど酸化・還元反応は生物にとって基本的で最も重要な反応です。
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SOFIXを使った効果は?農作物の収穫量が増えたり、有害物質含有量が減少します。 2015年10月現在までの報告事例として、SOFIX技術を用いるようになってから、2年で収量が数倍増えたというお声があります。 また、SOFIX圃場で獲れた野菜の有害な硝酸塩含有量が、市販の野菜と比較して2分の1であった研究事例があります。 ※硝酸塩はガンやアルツハイマー病を引き起こすを言われています。 ※SOFIX技術を使った様々な栽培結果については、作付物や土地、気候等様々な要因もございますので、ご気軽にご相談ください。
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SOFIXは有機野菜だけが対象ですか?いいえ、化学肥料も利用できます。 SOFIXは土壌中の微生物による物質循環に着目し、再現性の高い農業を行うために開発された技術です。 化学肥料の使用を否定するものではなく、もしお使いの化学肥料があるのであれば、それも含めてSOFIX総合診断処方をお作りします。
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土壌分析を実際に利用する場合に、お勧めの方法は?弊社の指導に伴っての改善が最良と考えております。 理由は福井県内でのオリジナル有機ぼかしの製造過程時に圃場や作物にとって、最良な配合でぼかし生産をしているからです。 また、弊社の保有している全国各地からの豊富な栽培データや土壌改良データをもとに、最短距離と最短時間での改良が可能となり結果コスト削減につながります
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土壌診断のタイミングは、年に何回実施するのが望ましいですか?北陸の場合は(福井、石川、富山)初夏から秋と晩秋から春で圃場の状態が大きく変化していきます。その原因は独特の気象環境にあります。 春から圃場では還元状態の土壌環境が優先し晩秋からは還元状態の土壌環境になるからです。ですので、お勧めは初春の3月上旬が良いと思われます。また、初冬の12月中旬に行う2回の分析は土壌の位置付けを把握する重要な時期と考えます。資金に余裕がある場合は8月上旬にも分析を行うことを勧めます。当然この回答では作物の選定をしていませんが作物によっても分析時期を変更する必要があります。
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土壌診断は、どのタイミングで依頼するのが望ましいですか?通常では栽培前、栽培期間中、栽培後の3回が最良です。
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現在、微生物量は測定できるが、技術的に微生物の多様性は診断できないのか?微生物総量と炭素(微生物の餌)から多様性は概ね判断できます。そのほかキッコーマンなどの食品会社が使用しているATP測定機などによって概ね判断することも可能ですが多様性の部分でいうと乳酸菌だけでも数万種類以上存在しております。どの程度の多様性という判断よりも微生物総量としてのバイオマスで取り組んでいます。また、露地栽培では土壌環境が変化しやすいのでその変化の状況によって微生物種類の存在割合も同時に変化していきます。 特に弊社で注意を払っている部分は微生物層です。好気性細菌か嫌気性細菌か、もしくは日和見菌の土壌を占有している割合が重要であると考えています。その日和見菌が好気性に偏るのか嫌気性に偏るのかのバランスが重要です。同時に散布資材(液体微生物資材Amoα)などの使用により土壌中の土着菌に刺激を与え常に最良なバランスを保てるよう栽培管理に生かしております。
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微生物量の多寡によって、土壌の良し悪しを判断しても良いか?多様性が無ければ意味が無いとも考えられるが?数種類の微生物群だけで自然界の土壌は特に日本の土壌は偏らないと考えています。 当然、化学肥料の過剰投入や農薬散布量の過剰は土壌中の微生物群のバランスを壊す原因となっていますが弊社での栽培方針は有機栽培的な手法を中心としていますので有機的な土壌環境において作物を栽培している微生物の多様性は担保されています。
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MQIについて、個々の畜産農家から出る堆肥は、品質が安定しないとも考えられるが、実際どうか?弊社では畜産農家の堆肥製造から指導をしており農産物栽培上で問題となるような不均一な堆肥の製造はされていません。
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当然、堆肥の中には微生物がいるが、微生物量を測定することに意義は無いのか?重要なのは持ち込んだ微生物(堆肥など)と、もともと土壌にいる土着菌、そしてその後の、土壌環境での微生物料の変化や層やバランスです。ですので、微生物の塊とも言える堆肥の状態(微生物量を)測定することは不可欠です。
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一般に堆肥の未熟・成熟の度合いは臭気で判断することが多いが、MQIによって数値的に成熟度合いは明らかになるのか?成熟度合いの重要性よりその堆肥が土壌や作物にとってどのような影響を及ぼすかがもっとも重要な視点です。しかし通常完熟堆肥と言われているものにはC/N比が比較的整っていたり微生物量が充分であったり、窒素成分のアンモニア態と硝酸態のバランスの良いものが多いです。
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OQIについて、診断する有機資材とは具体的に何か?基本的には栽培農家周辺で手軽に利用できるものから行いますが、福井では米ぬかや籾殻もしくは森林組合の木質チップその他刈り芝などは重要資材になります。
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診断後の対応について、診断を受けても具体的な対処法が示されないと、農業者は動けないと思うが、どのような指示をするのか?生産物によって異なりますが北陸の場合は特にその土壌物理性とC/N比を整えることを中心に行います。また、その結果、微生物が繁殖しやすい環境を整えます。
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農業分野以外といえば主に自然環境面となるが、実際の利用では効果実証はどうか?トヨタの迎賓館でもある、フォレスタヒルズの池の水質改善や圃場の土壌中にクマムシの存在の確認、また、センチュウ多様性とバイオマス量の増加による均衡現象がもたらす土壌センチュウ被害の皆無。(東京農工大 T教授)周辺住民からの堆肥舎周辺の臭気環境の改善など事例は多くあります。
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微生物環境を整えた「物質循環」について 、診断項目では、「物質循環」できる環境を指標としているが、実際に「物質循環」が行われている指標は無いのか?診断を何回か重ねたうえで判断するのか?物質循環の指標はあります。そこで重要になってくるのがC/N比と微生物量です。
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硝酸塩が減少するとは?硝酸態物質を「物質循環」に必要な程度まで減少させるとの意味か?作物の吸収での話であれば圃場に投入する資材MQIやOQIから分析後に最良な投入量を割り出すことができます。その結果、土壌中の硝酸塩は作物に効率よく吸収され気化する方向に進みづらいと(環境汚染軽減)同時に必要量以上の作物吸収が起こらないので硝酸塩含有量の少ない農産物の生産が可能となります。 弊社三国圃場のキャベツでの硝酸塩の含有量は50ppmと通常の栽培物(キャベツ)と比べ1/10以下となっております。
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硝酸塩は農産物のエグミになるが、実際、硝酸塩が減少して農産物の食味が向上したとの評価はあるのか?食味の評価方法は様々ですが、その結果、試食サンプル統計(試食者を数人年齢や性別で無作為に選び本人の味覚で判断してもらう方法)では硝酸塩の含有量が少ない方が非常に良い評価を実感されています。
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土壌サンプルの採取方法について教えてください。1・土壌サンプリング方法 1.1 天気の良い日に土を採取してください。暑く乾燥した時期や雨の間は避けて、一定の湿度を保持した土を採取してください。 1.2 土壌の乾燥した部分は採取しないでください。また、サンプリング後に土壌を乾燥させないでください。多くの微生物は土壌を乾燥させることによって死滅します。 2・圃場の土壌採取箇所について 2.1 同一条件の圃場の複数の場所から土壌を採取し、1検体としてください。* *同一条件とは、作物、肥料、農薬、灌漑などの管理が同じであり、植物の生長と収量、また害虫や病気の発生率などが同じであることを指します。 *同一条件の1圃場で少なくとも5ケ所土壌を採取してください。面積が広い場合は、より多くの箇所から土壌を採取してください。(別紙参照) 2.2 表面土壌の乾燥した部分を取り除き、深さ15cmの土壌を均一に集めます(別紙参照) 2.3 採取する土壌の割合を均一にしてください。 2.4 全ての点から採取したサンプルを混合し、できるだけ根や石を取り除いてください。 2.5 約200g以上の土壌をジッパー付きビニール(ポリ)袋に入れて密封してください。その際、袋を真空にせず、袋を密封する前に少し空気を入れてください。(微生物は活動するために空気が必要です。) 3・ATP・ORP分析について 3.1 ATP・ORP分析には約500g以上のサンプルが必要です、SOFIX分析サンプルとは別にジッパー付きビニール(ポリ)袋に入れて密封してください。
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MQI分析・OQI分析のための堆肥及び、有機資材のサンプルの採取方法について教えてください。1.複数の箇所からサンプルを採取し、サンプリング袋に入れてください。 2.肥料の表面と底面を避けて、サンプルを採取してください。 3.分析には約100g以上のサンプルが必要です。
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ATP分析・ORP分析のためのサンプルの採取方法について教えてください。1.複数の箇所からサンプルを採取し、サンプリング袋に入れてください。 2.土壌の表面と底面を避けて、サンプルを採取してください。 3.ATP・ORP分析には約500g以上のサンプルが必要です、SOFIX分析サンプルとは別にジッパー付きビニール(ポリ)袋に入れて密封してください。
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分析用サンプル送付につて1.微生物を保護するために、できるだけ早く分析サンプルを送付してください。 2.暑い季節にはクール便や冷蔵便を利用してお送りください。 3.サンプルが凍結すると微生物活動に影響するので、サンプルを冷凍しないでください。 4.お送りいただくサンプルは、圃場住所、圃場区分(水田・畑・果樹・その他)、作物等の情報を記入し毎週水曜日の午前中必着としてください。(恐れ入りますが、送料はご負担ください。) 分析機関の都合上、到着が早すぎたり遅れた場合、分析開始するまでにサンプルが傷み、正しい分析結果が出ない場合があります。
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